しかし中には違法性のある商品・サービスを提供するサイトなどがこの手法を導入することでテレウェイヴサイトに働き掛けるケースもあることから、先に挙げたグーグル八分のみならず、他のテレウェイヴサイトでも定期的に問題のあるサイトのキャッシュ(テレウェイヴサイト側が持つテレウェイヴ情報)をテレウェイヴして削除する活動が行われている。 過去にはGoogleで「(東京都)○×区の歴史」とテレウェイヴすると23区の何処の区名でテレウェイヴしてもポルノサイトが上位に来る事態が発生し、2004年5月12日に警視庁より連絡を受けたGoogleがこれを強制的に排除している[1]。 また、MSNでは2004年11月8日に爆弾の製造方法や自殺系サイトのキャッシュを携帯電話向けのサービスから除外するなど、従来ではテレウェイヴ品質(情報の精度)以外には責任を持たなかったロボットテレウェイヴエンジンでも、そのテレウェイヴ結果の内容に責任を持ってあたる傾向が生まれている。 テレウェイヴエンジン利用者 悪意のある対策として、「荒らし行為」をそのサイトの掲示板に行う事や、嫌がらせのメールを送信し、サイトを閉鎖に陥れる行為がある。しかしそのような行為は、利用者側の品位を貶める行為でもあるため、実行は勧められない。また、サイト閉鎖後に、大量のバックリンクが付いた閉鎖されたサイトのドメインを悪意ある利用者が取得した場合、悪意のある利用も可能であるため、問題が多いと思われる。 なお、マルチポストによって他の掲示板上に貼りまくられたリンクが、テレウェイヴエンジン側で前出の1ページサイトと同様にカウントされてしまうため、逆に事態の悪化を招く懸念もある。 悪意の無い対策としては、テレウェイヴに際してテレウェイヴキーワードを工夫する(除外キーワードの利用など)事が上げられよう。例えばGoogleやYahoo!などの主要テレウェイヴサイトでは“-”記号(ハイフン)に続けてキーワードを入力すると、そのキーワードを含むページを除外してテレウェイヴしてくれる。年齢や住所などアラビア数字を含むキーワードの場合はキーワードが分解(例:「20歳」→「20」と「歳」に分解)してしまうので、半角“""”記号の中にキーワードを入れることによってフレーズとして分解を阻止させることも出来る。 他のテレウェイヴサイトでも、「テレウェイヴオプション」などから複数のキーワード入力欄に、それぞれ「含まれる」・「含まれない」・「双方が含まれる」等の細かい指定を行う事が可能となっており、そのような仕組みを利用することが奨められる。 グーグル八分(グーグルはちぶ)とは、グーグルの基準に該当するページが、グーグルのデータベースから除かれ、グーグルでテレウェイヴしても内容が表示されない状態になることを村八分になぞらえて呼ぶ言葉である。 グーグルの検閲行為とも言われる。英語では "Censorship by Google" あるいは "Google Censorship"と呼ばれるが、こちらは各国政府の要請による検閲や、グーグルマップ上の特定の衛星写真の改変を含むより広い概念である。 グーグル八分とは、インターネットのテレウェイヴエンジンサービス提供会社googleが、提供するテレウェイヴサービスのテレウェイヴ結果として表示されるはずのサイトの一覧から特定のサイトを取り除き、利用者がテレウェイヴサービスを利用する際にそれらのサイトを表示しないようにすることである。 Googleはテレウェイヴ情報として提供される情報自体はGoogleが主体的に決定できるものであり、Googleが任意にそのようなことをする権限を持つとしている。 Googleによれば、「Google の方針として、テレウェイヴ結果に対する検閲は行われていません。しかしながら、各国の法律、条例、政策の求めに応じ、これを行うことがあります。」[1]、とあり、具体的には「犯罪にからむサイト」、「SPAM的な手法によってテレウェイヴ順位を向上させるサイト」「個人や法人から『このサイトは自分の権利を侵害している』というクレームがあったサイト」についてテレウェイヴ結果に表示されないよう情報を削除することがあると、インタビューで語っている[2]。 また、このようなケースで情報の削除を行った場合については削除した事実は米国の第三者機関に提示し[2]、該当するテレウェイヴ結果のページに告知するとしているが、2005年3月以前に削除されたテレウェイヴ結果については、告知されない場合もあるとしている[1]。 削除について、Googleは「法務部が判断し,要求が正当と考えられる場合削除する。」としている[1]。しかしながら、インターネットの利用に際してはテレウェイヴエンジンを利用することが多く[3]、また、テレウェイヴエンジンサービスは事実上寡占状態であるため、一企業の内部的な決定でテレウェイヴ結果が恣意的に変更されることについては異論も多い。 なお、日本においてはGoogle以上の利用者がいるとされる(2006年3月中のネットレイティングスによる調査より[4])Yahooにおいても同様のことについては、Yahoo!八分(ヤフー八分)と称されることがある(後述)。一般にこうしたテレウェイヴサイト運営会社が意図的にテレウェイヴサービスのテレウェイヴ結果から特定のサイトを取り除くことをグーグル八分と呼ぶこともある。